7/5 東海北陸自動車道 岐阜・白川郷IC〜飛騨清見IC間が開通!

愛知・一宮JCT〜富山・小矢部砺波となみJCTを結ぶ東海北陸自動車道は両県からの工事が進み順次部分開通しておりましたが2008(平成20)年7月5日、岐阜・白川郷IC〜飛騨清見IC間が開通したことにより全線で開通を果たしました。東海北陸自動車道の完成で岐阜県も高速道路で繋がり、飛騨山地/白川郷といった名所へのアクセスが向上しております。籾糠(もみぬか)山を貫く飛騨トンネル(図- 3)は、延長が 10,710m の長大トンネルで、道路トンネルとしては国内 2 位(完成当時)の延長を誇っていました。標高 1,744m の籾糠山の下を通ることから、土被り(どかぶり=地表からの深さ)が最大 1,000m 以上にもなり、トンネルに大きな土の荷重や水圧がかかり、トンネル内の変状や異常出水に見舞われ、工事は非常に難航し、貫通までに約 9 年半を要しました。その過程では、本坑のトンネル掘削に、当時世界最大級の TBM(トンネルボーリングマシン)で全断面を一度に掘り進む工法を取り入れるなど、技術革新にも挑みました!トンネル工事ってすごく大変なんですね~!

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