6/14「こち亀」の聖地にあるもの
1940(昭和15)年6月14日、東京都中央区に可動橋「勝鬨橋かちどきばし」が完成しまた。隅田川に架かる橋の中で最も下流に位置しており、当時は物資等を運ぶのに陸運が増えていたものの水運が圧倒的に多く、割と内陸部まで船で運んでいたため、建設にあたり中・大型船舶も通れるよう中央開閉型の可動式橋が採用されることとなりました。当時可動橋部には人や車の交通だけでなく路面電車のレールも敷設されており東洋一の可動橋と評されておりました。現在は橋の機械部への送電自体がストップされ、可動部分もロックされているため橋が開く姿を見ることはできませんが、定期的な橋梁設備の見学会の開催や夜間のライトアップがされており、その歴史や存在感は今日でも伺い知ることができます。また、勝鬨橋はその可動式の雄大さから映画・小説・漫画など多くの作品にも登場しており、中でも漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の勝鬨橋ひらけの巻は、名作中の名作として、こち亀ファンや架橋ファンのみならず多くの方々に愛され続けております。クレファスの皆さんは「跳ね橋」としてウォームギアを使った仕組みの実験をしましたね。
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